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とりあえず、Cさんに鼻から滴り落ちる鼻血らしき赤い液体を拭くように促しながら、話し合う事にした。
俺「で?なぜに制服なんて着ないといけないのですか?」
C「制服好きだから」
俺「………は?」
C「だから、私は制服が好きなの。あの新品じゃなくて、ちょっとこう…よれているやつとか」
俺「いや、制服なら高校の時に、同じクラスの男子とかのを見せてもらえばよかったのでは?」
C「だって……」
俺「だって……、なんですか?」
C「だって、うちの出た高校、ブレザーじゃなくって、学ランだったからブレザーにありつけなかったの~(T_T)」
俺(あ~、なるほど、大体の予想は出来てきた)
俺「要するに、高校では触る事すら出来なかったブレザーに出会えて嬉しい、そして、そのブレザーを持っている人が目の前にいるので、その人を着せ替え人形みたいにして遊ぼうと、そういうことを企んでいる訳ですな」
C「今思っていること全部言うな!」
やっぱりそういうことでしたか。まぁ、大体の予想はついていましたがね┓(´Д`)┏
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