未来へ

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『ありがとうございましたぁ~っ!!』 アツシと別れてから、もう2ヶ月が経とうとしていた。 私は、美容学校へ通いながらサロンで働いている。 片っ端から東京の美容室を探し、寮がある所に電話をしまくった。 私は、将来ヘアメイクの仕事がしたいと思った。 いつも綺麗に髪の毛を巻いている愛花さんを見て、真似して自分の髪の毛を巻いてみたら、楽しくなってきたんだ… “自分がどこまでやれるか可能性を試したい” 面接でそう言ったら、即採用してくれた。 先生『森永さん、今日は午後から授業でしょ?もうあがっていいわよ。』 『はい。ありがとうございました。お先に失礼します。』 毎日、サロンと学校の往復ーーー 忙しい毎日に追われ、アツシのことも考えなくてすんだ…
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