88人が本棚に入れています
本棚に追加
日曜日の朝。
いつもなら、十二時近くに起きる俺だけど、何かが布団に入っているのに気がついて、モゾモゾと目が覚めた。
何か、手にあたる。
俺は、まだ眠いから、目を閉じたまま、手探りで、その物体を予測する。
生暖かい。
股にはさんでるけど、俺、だきまくらなんて使ってたっけ?
引っ張ってみたら、
「痛っ!」
目を開けてしまった。
ってか、何だ?
布団をはがし、起き上がる。
俺は凝視した。
自分の股間を凝視した。
「・・・腕じゃん。」
俺のブツがしまわれている左側のトランクスは、はち切れんばかりにパンパン。
左股が押し退けられているトランクスに押し込められているのは、腕のような・・・。
「これ・・・チン○か?」
俺は驚愕した。
昨日まで数㎝だった俺のウインナーが、何故か原始人が持ってる肉のように超ビッグになっている。
いや、ビッグどころじゃない、直径十㎝以上あるぞ、これ。
俺は布団の上。
日曜日の朝。
彼女に嫌われた昨日から一転。
自分のチン○を凝視する、変態チックな男になっていた。
最初のコメントを投稿しよう!