ポークビッツハユメヲミル

4/12
前へ
/12ページ
次へ
日曜日の朝。 いつもなら、十二時近くに起きる俺だけど、何かが布団に入っているのに気がついて、モゾモゾと目が覚めた。 何か、手にあたる。 俺は、まだ眠いから、目を閉じたまま、手探りで、その物体を予測する。 生暖かい。 股にはさんでるけど、俺、だきまくらなんて使ってたっけ? 引っ張ってみたら、 「痛っ!」 目を開けてしまった。 ってか、何だ? 布団をはがし、起き上がる。 俺は凝視した。 自分の股間を凝視した。 「・・・腕じゃん。」 俺のブツがしまわれている左側のトランクスは、はち切れんばかりにパンパン。 左股が押し退けられているトランクスに押し込められているのは、腕のような・・・。 「これ・・・チン○か?」 俺は驚愕した。 昨日まで数㎝だった俺のウインナーが、何故か原始人が持ってる肉のように超ビッグになっている。 いや、ビッグどころじゃない、直径十㎝以上あるぞ、これ。 俺は布団の上。 日曜日の朝。 彼女に嫌われた昨日から一転。 自分のチン○を凝視する、変態チックな男になっていた。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

88人が本棚に入れています
本棚に追加