一話「片思いなう」

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と、ずっと考えながら歩いていたら家に着いていた。     ちょっと寄り道しすぎたかもしれない。 もう薄暗くなってきていた。     てか、あれっ?いつの間に着いたんだろ?まぁいいや 「ただいまぁ」     「おかえり」     「な…何で先輩が家にい…居るんですか?」     「なんでって今日はお…」     姉さんが先輩の口を塞いだ。     その瞬間俺(私)の中にどす黒いものが湧き出た。     「なんで姉さんがいるの?部活は?」     「そ…それは…」     姉さんがチラッと先輩の方を見た。     それだけでどす黒いものがさらに湧き出てきた。
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