若様に憑く神

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『リクオか…いい名だな。時に、リクオよ。どこかへお出かけするのか?』 ふわりと笑顔を浮かべながら聞く。 「え、あ、うん。今から学校に行くんだけど…それがどうかした?」 急な質問にリクオは多少戸惑うも、学校に行くことを告げる。 『ほう…。学校とな…。興味深きことよな。…リクオ、その学校とやらに我も付いていっては駄目かの?』 軽々しく恐ろしいことを口走る人だとリクオは思った。 →続
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