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「い…やっゃだ…」
「やだ じゃない
今のお前に拒否権はない」
遥は必死に抵抗する。
「ぅっ…離し…て下さい」
「だめだ。
どうしてそこまで
嫌がるんだ?
お前なら…」
「いーやーだあああ!」
「っ…
うるさい…
黙ってこっちを向け」
「んっ
痛いっ…離して下さいっ」
遥が力一杯 腕を振りほどくと、隣にあった机に優人の腕が直撃した。
「…そんなにお仕置き
されたいのか?」
「ひ…ぃや…」
「…
だったらこっち向け」
「んー…」
しぶしぶ顔を上へむけると、そこには苛立ちを隠せない優人の顔。
「わ…
ゆ、許してください!」
「だめ
許さない」
「…んっ…」
優人の怒った唇が
遥の口を塞ぐ。
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