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愛の言葉を確かめあった
あの夏から時間は経過した。
特にこれといった事件もなく。
しかし!
遥のテストの点数は大事件なのである。
留年となれば…
優人の彼女として、
きっと遥自身も落ち込むに違いない。
そして周りの目を気にするなら
優人の彼女として認められてきた今までの苦労が、
一気に水の泡と化すかもしれない。
けれど優人は余裕綽々だ。
遥の頭のよさを、勉強を教えることによって改めて実感したからだ。
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