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ターゲット1
2007年6月3日
あの時15歳だった亮も18歳となった。彼は東京のある街を歩いていた。亮はブラックに話しかける。
「ようやく準備も終わったことだしそろそろ始めるか」
ブラックが答える。
『構わないがいい加減ターゲットを教えてくれてもいいんじゃないか?』「焦るな!ターゲットなら達の名前を上げる恰好の獲物を見つけてやったよ。」
『だから誰なんだ!!』ブラックが苛立ちながら聞いてくる。
「武佐学」
亮があっさりと答える。『は?あの大物政治家の?また大きく出たもんだなあ~。お前もこの3年でずいぶん変わったもんだ。』
とブラックが関心しながら言う。
「俺は決めたんだ。この力でこの腐った世の中を正すと!!そのためなら人殺しもするとな。だからまずはこいつだこいつはワイロ政治を行い国民の意見を無視し政治を混乱させるあいつを許さない!そして新しい日本を作る」
『お前がそれでいいんなら』
ブラックが答える。
「計画は今日1時スタートだ」
亮はそう言うと武佐学のポスターを破り捨てた。
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