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-アス視点-
アス「ん…。」
僕は窓から入ってくる太陽の光で目覚めた
アス「ふわぁ~…、良く寝た。」
あ、おはようございます♪
この物語の主人公のアスです
僕はマナという森羅万象を司る魔力の源を操れる魔法使いです
森羅万象を司るって言ってもまだ氷と雷の下級魔法しか使えませんけどね
使えるマナの量も少ないし
さてと
僕は身仕度をぱっぱと済ませ、お気に入りの水色の魔道着を着て部屋を出た
グラド「おっ、アス。起きたか。」
アス「師匠。おはようござ
います。」
この人は僕の師匠のグラドっていう人です
ちょっととぼけた人ですが、僕の目標の人で凄い魔法使いです
ミルア「アス、おはよう~。」
アス「ミルア姉さん、おはよう~。」
この人は僕と同じく師匠の弟子で姉のような存在のミルアです
魔法のライバルでもありますが、まだ一回も勝った事がありません…年上だし魔法に長けたエルフの血が半分流れてるっていうのもありますが…でも諦めませんよ?
この世界には人間やエルフだけではなく、体が大きくて力持ちなドワーフやドラゴンを従える竜人族がいます
ちなみに僕や師匠は人間です
ミルア「アス、師匠。朝ごはんできたよ~。」
アス「は~い。」
僕は朝ごはんをぱっぱと食べて修行の準備を始めた
アス「行ってきます!」
グラド「待て、俺も行く。」
アス「え!?師匠、来てくれるんですか!?」
グラド「ああ、最近ずっと魔道書作っててお前の面倒みれなかったからな。久しぶりに修行に付き合ってやるよ。」
師匠は僕達の生活費を稼ぐために魔道書を書いていたため、魔法の修行は僕一人でしていた
仕事とはいえ、最近全然修行に付き合ってくれなかったからちょっと寂しかったのですごく嬉しい
ちなみに魔道書とは魔法の力が秘められた本の事です
アス「はい!お願いします!」
グラド「じゃあ、行ってくるぞ。」
ミルア「行ってらっしゃい。」
僕と師匠は修行するため、近くの少し広い草原に向かった
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