第一部 序章 少年アス

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草原に着いた僕達は早速修行を始めた アス「師匠!よろしくお願いします!」 グラド「あぁ。とりあえず全力で俺に魔法を撃ってみろ。」 魔法は体に取り込んだマナを放出する事で使える この修行は体に取り込んだマナの力を強く放出するための修行 ちなみにマナは魔法を使ってないときに自然に取り込まれる アス「はい!」 僕は魔法を使う事だけに集中した アス「氷魔法6アイスロック!」 僕の前の空間に手をかざして青い魔法陣を出現させ、大きな氷の塊を師匠に向けて思いきり飛ばした 魔法の番号は数字が大きくなるほど強くなる 50まであるみたいだからまだまだ道は長い グラド「フムフム、少しは成長したみたいだな。」 師匠はそういうと人差し指を氷に向ける そして、氷の塊が師匠に当たる直前に師匠の指先が光って氷は粉々に砕け散った こうも簡単に止められちゃうと少し自信無くなってしまう… グラド「お~い、そんなにがっかりしてないで次撃ってこい。」 アス「はい!」 僕はひたすら強力な魔法を師匠向けて放った ~3時間後~ 結局師匠に全部止められてしまった 僕もまだまだ修行が足りないことを痛感する アス「僕もまだまだですね。」 グラド「そうか?お前かなり強くなってるぞ?」 アス「本当ですか!?」 師匠に言われるだけですごく自信がつく やっぱり師匠はすごいなと思う
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