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数分後、野菜炒めが僕とミルア姉さんのお皿に盛り付けられる
グラド「俺のは?」
アス「師匠のは?」
ミルア「無いけど?」
グラド「が~ん!」
ミルア「師匠は放っておいて。いただきま~す♪」
そう言うとミルア姉さんは昼食を食べ始めた
アス「い、いただきま~す。」
師匠には悪いけど僕も食べ始めた
グラド「いただきます…。」
師匠もいじけながら白い御飯を食べ始めた
-グラド視点-
くそ…ミルアのやつ…なんて残酷な仕打ちを…
アス「師匠、僕の少し分けてあげますから元気だして下さい。」
グラド「お前はほんと優しいな~。涙が出てくる。」
アス「だって師匠すごく惨めだったんで。」
弟子に惨めと言われ、同情された俺は自分の情けなさに涙が出て来た
アス「うわ!本当に泣かなくても…!そんなに嬉しかったんですか?」
グラド「嬉しくて泣いてんじゃない……。」
アス「?」
今日の俺の昼食はなかなか塩の効いた味がした
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