第一部 一章 おつかい

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アス「ちょっと!嘘でしょ!?」 荷物の中には買い出しの資金や村長宛ての手紙、そしてお弁当が入っていた 焦って荷物を探すが見つからない アス「どうしよう…。」 僕が悩んでいると後ろから何か音がした ズザザァ……ズルズル… 何かを引きずるような音… 僕が振り向くと、荷物が入った鞄の取っ手を口にくわえて引きずりながら近づいて来るデブ猫がいた アス「あっ!荷物!」 僕はデブ猫が引きずっている荷物に手をかけようとした瞬間、デブ猫は荷物を引きずりながら走り出した アス「逃がすか!」 僕はテレポートでデブ猫の前に瞬間移動した デブ猫「ニャ!?」 驚いたデブ猫は一瞬怯んだが、走る向きを変え、僕の横を通り抜けた 僕はテレポートで追いかけるが、見た目とは裏腹に素早いデブ猫は中々捕まらなかった
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