第一部 一章 おつかい

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猫追いかけ回して一時間、僕はようやく荷物を取り戻したが、お弁当はすでに猫に食べられていた そのうえ日はもう沈み、辺りは暗くなり始めていた アス「急がなきゃ!」 僕は再びメトス村に向かった 暗闇が苦手な僕はとにかく早くメトス村に着こうと、できるだけ早いペースでテレポートを使う しかし、猫を追いかけ回したためか、僕の体力はすぐに限界を迎えた そして、ついにマナを消耗しきって、テレポートが使えなくなった メトス村までもう少し…頑張らないと… 視界がぼやける… 周りの音がよく聞こえない… フラフラする… アス「もう…ダ……メ……。」 僕は急な睡魔に襲われ、気を失った
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