第一部 ニ章 メトス村

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アス「ルカ!」 ルカ「お、アス。起きたか」 アス「久しぶり~。元気だった?」 僕は久しぶりの親友との再開を喜びながら話す ルカ「元気だった?じゃねぇ!倒れてるお前見て少しびびったんだからな!それにお前をここまで担いで来るの大変だったんだぞ!」 アス「ごめん…。」 ルカには心配かけちゃったな~ ルカ「まぁいい。ところでお前なんであんな所で倒れてたんだ?」 ルカが僕に尋ねる 僕は昨日のあったことを話す -ルカ視点- ルカ「へ~、大変だったんだな。」 アス「ところでここどこ?」 ルカ「今更か?メトス村の村長の家だ。」 アス「あ、そうだ。村長に手紙渡さないと。」 ルカ「あぁ、それなら問題無いぞ。さっき村長勝手にお前の荷物あさって手紙持ってったらしいから。」 アス「そっか。ならいいや。」 ぐぅ~~… アスの腹が鳴った ルカ「ぶ……っ…。」 俺は笑いを堪えたが体が震える アス「……。」 顔を赤くしたアスが恥ずかしそうに俯いた その様子を見た俺は笑いを抑え切れなくなった ルカ「ぶわっはははははははははは!!!」 アス「ちょっ!そんなに笑わなくてもいいじゃん!!昨日のお昼から何も食べてないんだから!!」 アスは爆笑している俺に枕を投げ付けてきた その無駄な抵抗がさらに笑いが込み上げる 数分後、俺の笑いが収まった アスはこちらを睨むように目を鋭くさせる ルカ「はは、わりぃわりぃ。今朝飯持ってきてやるからよ。」 そう言って俺はドアノブに手を掛けた
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