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アス「ルカ!」
ルカ「お、アス。起きたか」
アス「久しぶり~。元気だった?」
僕は久しぶりの親友との再開を喜びながら話す
ルカ「元気だった?じゃねぇ!倒れてるお前見て少しびびったんだからな!それにお前をここまで担いで来るの大変だったんだぞ!」
アス「ごめん…。」
ルカには心配かけちゃったな~
ルカ「まぁいい。ところでお前なんであんな所で倒れてたんだ?」
ルカが僕に尋ねる
僕は昨日のあったことを話す
-ルカ視点-
ルカ「へ~、大変だったんだな。」
アス「ところでここどこ?」
ルカ「今更か?メトス村の村長の家だ。」
アス「あ、そうだ。村長に手紙渡さないと。」
ルカ「あぁ、それなら問題無いぞ。さっき村長勝手にお前の荷物あさって手紙持ってったらしいから。」
アス「そっか。ならいいや。」
ぐぅ~~…
アスの腹が鳴った
ルカ「ぶ……っ…。」
俺は笑いを堪えたが体が震える
アス「……。」
顔を赤くしたアスが恥ずかしそうに俯いた
その様子を見た俺は笑いを抑え切れなくなった
ルカ「ぶわっはははははははははは!!!」
アス「ちょっ!そんなに笑わなくてもいいじゃん!!昨日のお昼から何も食べてないんだから!!」
アスは爆笑している俺に枕を投げ付けてきた
その無駄な抵抗がさらに笑いが込み上げる
数分後、俺の笑いが収まった
アスはこちらを睨むように目を鋭くさせる
ルカ「はは、わりぃわりぃ。今朝飯持ってきてやるからよ。」
そう言って俺はドアノブに手を掛けた
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