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-アス視点-
バキッ!
ルカ「ぶはっ!」
ルカが扉を開こうとした瞬間、勢いよくドアが開きルカを弾き飛ばす
痛そう…
ソフィア「あら?」
ルカ「あら?じゃねぇ!ノックしてから入れ!」
ルカは少しキレぎみで怒鳴る
あれ?ルカもノックしてなかったような
ソフィア「だってこれじゃノックできないんだもん。」
ソフィアは僕の朝食らしき食事が乗ったトレイを持っていたため、両手がふさがっていた
アス「じゃあどうやって開けたの?」
どうやって開けたかだいたいわかるけど、あえて尋ねてみる
ソフィア「蹴り飛ばした。」
アス「女の子がする事じゃないよね。」
ソフィア「何か言った?」
ソフィアが僕の朝食を近くの棚の上に置き、火炎魔法を咏唱して火の矢を構える
アス「ごめんなさい…。」
怖いからとりあえず謝る
ソフィアもそんなに怒っていたわけじゃないらしく、魔法を解いて食事の乗ったトレイを持つ
ソフィア「じゃ、私ちょっと用事があるから。また後でね。」
アス「うん。また後で。」
ソフィアは僕に朝食を渡し、部屋から出ていった
アス「さてと、いただきま~す。」
僕はソフィアが持ってきた朝食を食べはじめた
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