第2章:通学風景

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「コウ、もう一本列車遅れたらどうなるかわかってる?」 「カホ息切れしすぎじゃねーの?」 「うっさい。とにかく遅れたら高校前駅から高校まで走るんだからね!!」 「言われなくてもわかってますよー。」 「だったらなんで東山駅までチンタラチンタラ歩いてるのよ!!」 「誰かさんが頭にバズーカ撃ち込んだからだろよ。」 「それが影響するなら到底私にはなれないわよ。」 「いや、なりたくねーし。てかカホになれねーってどゆことだよ。」 「何でもないわよ。」 「あっそう。」
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