日常という幸せ

第１章：朝

「コウ、パンは何枚？」

「２枚。」

「あんたも毎日毎日ミユキに起こされないとだめかねぇ。」

「目覚ましには反応するんだけどね。」

「体動かさなきゃ起きれないわよ。起きようとする意志がないんじゃないの？」

「否定しないよ。」

「いってきまーす！！」

「行ってらっしゃーい」

「アネキいてらー」

「パン焼けたから取りに来なさい。」

「はーいよ」