第17話 罰を受けし者

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視界を取り戻すと、そこはまたもや学校の屋上のようだ。 俺は少し焦りながら空を見上げると、そこにはいつも通りの空が広がっていた。 時刻は朝の8時・・・ 半日ぐらい、この学園から離れていたと言う事か 「今度こそ、間違いなく戻ってきたんだな・・・?」 俺はそう呟くように言う。 「どうやら、そのようだな。 命、僕達がいない間に何か変わった事はあったか? 本の数時間の事だが、何かあっても可笑しくない。」 松尾はそう命に問う。 「こっちは特に何もなかったよ。 あの世界で何かあったの、お兄ちゃん? もしかして、レグリスが現れたんじゃ・・・」 命はそう問い返す。 「当たらずとも、遠からずだ。 奴の手下に会った。 会ったどころか、あの世界に僕達を呼び寄せたのは、奴らだ。 今回の手下の動きから察するに、レグリスは既にこの学園の近くにいるだろう。 後はいつ決戦を仕掛けてくるかだ。」 松尾はそう説明する。 俺も松尾の意見に賛成だ 壬生と天野の死 そして、今回の事・・・ あまりにも不可解すぎる もう戻ってきていると考えるのが妥当だ
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