第17話 罰を受けし者

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どう言う事だ? それがレグリスと、どう関係あるんだ? 「まぁ人並みぐらいには信じているかな? ただ存在しようがしまいが、そんなものに縋(スガ)る気も頼る気もないが。 自分の道は自分で切り開く・・・ それが人間ってもんだろ?」 俺はそう答える。 「なら、天使や悪魔を信じるか? 神の遣いとしての天使、人を惑わす者としての悪魔。 はたまた、法と秩序を司る天使、欲望と混沌を司る悪魔。 どちらでも構わない。」 松尾はそう尋ねる。 「それも人並みぐらいだな。 特にどちらかを贔屓(ヒイキ)する気はないが、やはり天使の方が良いイメージがある。 人の生き死にを含めてだがな。」 俺はそう答える。 天使は死者を迎えにくると言うイメージからか、一種の死神に似たイメージがある まぁ神にしてもそうだが、漫画やゲームでのイメージしかないな 「信じるか、どうかはおまえ次第だが・・・ レグリスは神の遣い・・・つまり天使だ。 奴は大罪を犯し、その罰としてこの世界に身体を三つに分けられ封印された。 そして、これは罪を償う為に神が与えた試練だ。」 松尾はそう説明する。
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