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どう言う事だ?
それがレグリスと、どう関係あるんだ?
「まぁ人並みぐらいには信じているかな?
ただ存在しようがしまいが、そんなものに縋(スガ)る気も頼る気もないが。
自分の道は自分で切り開く・・・
それが人間ってもんだろ?」
俺はそう答える。
「なら、天使や悪魔を信じるか?
神の遣いとしての天使、人を惑わす者としての悪魔。
はたまた、法と秩序を司る天使、欲望と混沌を司る悪魔。
どちらでも構わない。」
松尾はそう尋ねる。
「それも人並みぐらいだな。
特にどちらかを贔屓(ヒイキ)する気はないが、やはり天使の方が良いイメージがある。
人の生き死にを含めてだがな。」
俺はそう答える。
天使は死者を迎えにくると言うイメージからか、一種の死神に似たイメージがある
まぁ神にしてもそうだが、漫画やゲームでのイメージしかないな
「信じるか、どうかはおまえ次第だが・・・
レグリスは神の遣い・・・つまり天使だ。
奴は大罪を犯し、その罰としてこの世界に身体を三つに分けられ封印された。
そして、これは罪を償う為に神が与えた試練だ。」
松尾はそう説明する。
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