第17話 罰を受けし者

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「そうか、ありがとう。 藤井・・・これから起こる事は今まで以上に人知を超えるだろう。 だが、決して諦めずに僕について来てほしい。 諦めない限り死ぬ事はない。 諦めない限り明日を向かえる事が出来る。」 松尾はそう言う。 「ああ、分かっている。 おまえを信じているよ。 じゃあ、そろそろ帰ろうか? 体力的にそろそろマズいしな。」 俺はそう言って、下の階に繋がる階段を降りていく。 松尾も命も俺について来ているようだ。 そして、寮に着いた。 さすがに休日の朝方だと静かだな この時間に起きているのは、部活関連の連中ぐらいか それ意外の奴は、日々の授業の疲れを癒していると言う事だろう そう言えば、もうすぐ試験期間に入るな この時期の休日に、朝から遊び呆ける奴はよっぽどの強者だ 日々の積み重ねからか、試験勉強なんかしなくても大丈夫と、鷹を括っている奴か 試験に対し、完全に諦めがついている奴のどちらかだろう ちなみに俺は後者だ さて、これから寝るとするか そう思い、松尾達に軽く挨拶を済ませ、部屋に戻った。 そして、ベットに横になる。
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