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「そうか、ありがとう。
藤井・・・これから起こる事は今まで以上に人知を超えるだろう。
だが、決して諦めずに僕について来てほしい。
諦めない限り死ぬ事はない。
諦めない限り明日を向かえる事が出来る。」
松尾はそう言う。
「ああ、分かっている。
おまえを信じているよ。
じゃあ、そろそろ帰ろうか?
体力的にそろそろマズいしな。」
俺はそう言って、下の階に繋がる階段を降りていく。
松尾も命も俺について来ているようだ。
そして、寮に着いた。
さすがに休日の朝方だと静かだな
この時間に起きているのは、部活関連の連中ぐらいか
それ意外の奴は、日々の授業の疲れを癒していると言う事だろう
そう言えば、もうすぐ試験期間に入るな
この時期の休日に、朝から遊び呆ける奴はよっぽどの強者だ
日々の積み重ねからか、試験勉強なんかしなくても大丈夫と、鷹を括っている奴か
試験に対し、完全に諦めがついている奴のどちらかだろう
ちなみに俺は後者だ
さて、これから寝るとするか
そう思い、松尾達に軽く挨拶を済ませ、部屋に戻った。
そして、ベットに横になる。
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