第17話 罰を受けし者

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やはり、もう時間が無いのか それにしても今は何時なんだ? ロビーの電気が点いているから、夜だと言う事は分かるんだが・・・ これから学園で一戦、繰り広げるんだ 他の生徒達はいったいどうしているのかも問題だ 避難し終えているのか? それとも、一切の事を伝えられずに各々の時間を過ごしているのか? 要するに、戦いに巻き込まれないか、どうかが心配だ そんな俺の心配を掻き消すかの様に、松尾は呪文を唱える。 『時空を守護する者よ 我、汝の望みに適う者なり 今一時汝の力を借りる・・・』 そう松尾が唱え終えると、周りを光が包み込む。 そして、光が消えるとそこは奴の力のある場所だった。 これが目的と言う事は、やはり相手はレグリスなのか 「全員、戦闘用意!! 敵は既に、すぐそこまで来ている! 今までに無い強敵だ。 油断するな!」 伊豆は激をとばす。 「数、三・・・来るよ!!」 大屋がそう言うと、前方にある扉は吹っ飛ぶ。 そして、そこに現れたのはレグリス、神宮司、瑠華の三人。 大屋の言った通り三人のようだが、何故そんな事が分かったんだろうか? 大屋の力なのか? 今はそんな事どうでも良いか それよりも今は・・・!
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