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「フフフフ、ハーッハッハ・・・!
おまえも神に仇なす一人だと言うのに、随分な物言いだな。
我の悲願が傲慢でない事は、おまえも良く理解しているはず・・・
神に恨みを持つ輩など五万といるのだ。
もしかすれば、いるのではないのか?
おまえ達の中にも神を恨んでいる者が・・・」
レグリスはそう言う。
松尾もレグリスと同じく神を殺そうとしている?
それどころか、神を殺そうと企んでいる奴が他にも大勢いるだと!?
神とはいったいどんな奴なんだ?
とてもじゃないが、生きる者全てに平等に慈愛を与えている存在とは思えない
神の行為・・・
神はそれ程まで、愚行を繰り返しているのか?
この中にも恨みを持つ者がいるとか、どうとか言っていたが、どう言う事だ?
いったい何があったと言うんだ?
「フフフッ・・・
それがどうしたと言うんだ?
皆、いずれ神に刃を向ける。
早いか遅いか、それだけの差だ。」
松尾はそう答える。
皆いずれ・・・どう言う事だ?
松尾はこれから何が起こるか知っているのか?
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