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それどころか、その答え方だと俺達がこの戦いで生き残ると言う事を示唆しているように感じる
「我とおまえ達は、いずれ同じ道を歩む同胞になると言うのか･･･？
ならば、何故我が道を阻む？
おまえの目的は『鍵なる者』を神の下まで連れていく事だろう？
この世界が終焉を向かえる事は、おまえにとって好都合ではないのか？」
レグリスはそう尋ねる。
「出来る事なら、こんな事に誰も巻き込みたくなかった。
僕に、もっと力があれば･･･
こんな事には、ならなかった！
だから、僕はこの戦いに全てを賭ける！
今なら、まだ引き返せる！
戦いに命を捧げるのは僕だけで十分だ。」
松尾はそう答える。
巻き込みたくなかったか･･･
事の始まりを思い返すと、とてもそんな風には思えないな
天照高校の事件
温羅との激戦
俺を巻き込んだのは松尾だ
それは仕方のない事だったのか？
それとも何かを隠している？
「これ以上の問答は無駄か･･･
『見据える者』よ！
おまえの力の全てを以って我を打ち倒してみよ！」
レグリスはそう言って、いつもの大剣を何処からともなく召喚し、構える。
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