第17話 罰を受けし者

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『我が声の下に姿を見せよ 光の導き手・・・ 魔剣 ライトリーダー』 『我が声の下に現れよ! 蛇(ジャ)を斬る剣 魔剣 天羽々斬!』 俺と松尾は同時に呪文を唱える。 すると、俺の木刀と松尾の忍者刀はそれぞれが所用する魔剣に姿を変えた。 「行くぞ、これで全てを終わらせるために!」 松尾はそう言う。 その声には決意が表れている。 「終わらせる為にか・・・ ならば、我は此処から始める! この戦いを神々との聖戦の序曲としよう!」 レグリスはそう言う。 互いに、やる気満々だ レグリスは大剣を構えたまま、松尾に向かって行く。 「お兄ちゃん!私が援護するよ。 だから、頑張って・・・!」 命はそう言う。 俺も松尾の援護に向かおうとするが・・・ 「行かせません。 貴方の相手はこの私がします。」 瑠樺はそう言って、俺の前に立ち塞がる。 「京一、理諸! 松尾を援護しろ!」 そう言ったのは会長だ。 だが・・・ 「ククククク・・・ 貴方達の相手はこの私です。 逃がしはしませんよ!」 そう言った神宮司は、会長達の前に立ち塞がる。
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