アタシからの告白

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「アンタ達もう高三なのに、なに子供みたいなけんかやってんのよ」   大樹から手帳を取り返してくれた奈々瀬は呆れながらも笑ってアタシに向かって手帳をほおった。   アタシにとってすっごく頼りになる親友だ。   「あのねぇ、そんなことしてる暇あったら受験に備えなさいよ」   あぁ奈々瀬…いつも厳しい一言だね。   でもこれがアタシの毎日。   いつか大樹を見返したいのに…   女は男に敵わないの?
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