プロローグ

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―現世― ある朝、3人の学生が登校していた時の事。 マヒロ「はじめまして~。」 シンジ「おいっ、いきなり何言い出すんだよ!?」 マヒロ「だって、読んでくれた読者の方には、キチンと挨拶しないとね。」 ユウマ「じゃあ、最初からそう言ってよー。びっくりするじゃないか。」 マヒロ「まっ、そんなことはともかく、自己紹介しま~す。 私、森島 真尋〔モリシマ マヒロ〕です。この春に中2になりました~。」 シンジ「はぁ………。仕方ねぇな。俺は、森島 真司〔モリシマ シンジ〕だ。」 ユウマ「僕は、森島 勇真〔モリシマ ユウマ〕。よろしく。」 マヒロ「私たちね、ちょっと珍しい三つ子なんですよ。」 ユウマ「この年になったらさすがに、性格は変わったけどね。」 シンジ「おい。そろそろ学校着くぞ。あんまり、続けたら不審に思われるだろ。」 マヒロ「あっ、そっかー。じゃあ、詳しいことは作者にお任せしましょう。」 3人が通う学校は中高一貫で、古くからある学校だ。 真尋、真司、勇真は説明した通り三つ子だ。 真司が長男、勇真が次男、そして末っ子が真尋だ。 3人は14年間いつも一緒だった。 遠足も運動会も山や海へキャンプに行くときも、3人で行動していた。 …………………早い話が仲がよいと言うことで。  
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