プロローグ

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†† ―真司の教室― 真司が席に着くと、数人の男子生徒が周りによってきた。 ???「おいっ、今日新体力テストの結果、返ってくるらしいぜ。」 シンジ「マジかよ!?」 ???「まあ、どーせ真司がまた1位なんだろうがな。」 シンジ「んなことねぇよ。今回は、和輝といい勝負だったぜ。」 カズキ「だけど、あん時シャトルランで負けたのは悔しかったなー。なぁ、雄。」 ユウ「俺に同意を求めるな。俺は真司や和輝ほど、運動神経はよくないしな。」 シンジ(読者のみなさん、一応紹介しとくな。 こいつらは、石井 和輝〔イシイ カズキ〕と大原 雄〔オオハラ ユウ〕。…俺のダチだ。 和輝は俺の運動神経に唯一、ついてこれるヤツで学校で1位2位を争う中だ。 雄は、自分でも言ってたが運動神経はあまりよくない。だが、勉強に関しては俺らん中じゃ1番だ。俺達はよく雄に勉強を教えてもらってる。) カズキ「おい、真司。なにニヤニヤしてんだ。」 和輝が真司の顔をのぞきこんだ。 シンジ「ん?ああ、なんでもねぇよ。」 ユウ「そろそろ、センセイくるぞ。」 同時にガラッと教室のドアが開いた。 シンジ・カズキ・ユウ 「やべっ!」 和輝と雄は慌てて席についた。  
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