プロローグ

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†† -勇真の教室- 席についた勇真はさっそく読書を始める。 すると勇真の席に教科書を持った女子生徒が来た。 ???「森島く~ん。今日、小テストってあるの?」 ユウマ「ああ、あるけど…。」 ???「あわわ、どうしよ~。あたし、全然復習してないよ~。」 ユウマ「そんなに慌てなくても……。何だったら、ちょっと教えてやろうか?間宮さん」 マミヤ「ホント~!あ、ありがと~。」 ユウマ(やれやれ。 この子は、間宮 かなみ〔マミヤ カナミ〕。僕の友達、及び相談者だ。 勉強が苦手なのか、こうして時々困り顔で来る。) 勇真は、かなみにテキパキと教えた。 カナミ「わ~!ありがとう!」 かなみはルンルン気分で自分の席についた。 ユウマ(……読者の方にちょっと紹介しとくかな。……僕らの学校は、能力別にクラスが別れるんだ。3クラスあって、1組が真尋のいる“普通クラス”。 2組が真司のいる“運動クラス”。まぁ、いわゆる運動が出来る子が主に集まるクラスだ。 そんで3組が僕のいる“勉強クラス”だ。ここまでくれば、だいたいの内容は、分かるだろうから省略。) そんなこんなで、三つ子は別々のクラスでそれぞれ学校生活を送っていた。  
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