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-勇真の教室-
席についた勇真はさっそく読書を始める。
すると勇真の席に教科書を持った女子生徒が来た。
???「森島く~ん。今日、小テストってあるの?」
ユウマ「ああ、あるけど…。」
???「あわわ、どうしよ~。あたし、全然復習してないよ~。」
ユウマ「そんなに慌てなくても……。何だったら、ちょっと教えてやろうか?間宮さん」
マミヤ「ホント~!あ、ありがと~。」
ユウマ(やれやれ。
この子は、間宮 かなみ〔マミヤ カナミ〕。僕の友達、及び相談者だ。
勉強が苦手なのか、こうして時々困り顔で来る。)
勇真は、かなみにテキパキと教えた。
カナミ「わ~!ありがとう!」
かなみはルンルン気分で自分の席についた。
ユウマ(……読者の方にちょっと紹介しとくかな。……僕らの学校は、能力別にクラスが別れるんだ。3クラスあって、1組が真尋のいる“普通クラス”。
2組が真司のいる“運動クラス”。まぁ、いわゆる運動が出来る子が主に集まるクラスだ。
そんで3組が僕のいる“勉強クラス”だ。ここまでくれば、だいたいの内容は、分かるだろうから省略。)
そんなこんなで、三つ子は別々のクラスでそれぞれ学校生活を送っていた。
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