3008人が本棚に入れています
本棚に追加
「…可愛くなったな… オレの弟」
頬に触れられるだけで、喉元を掴まれている気分に陥る。
「泣くなよ… それとも煽ってる? また犯されたいのか?」
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
「まぁ」
誰か…っ
「返事なんか聞かないけど」
怖い!!!!!!!!!!!!
「「愛季!!」」
「香尋さん!!」
「香尋!!」
「愛季君!!」
5つの声が耳を掠めると同時に、僕の視界は暗くなった。
あぁ 苦しきかな美少年
鎖は最早錆びる事を知らず
板は最早腐る事を知らず
ただただ その身に絡みつき
ただただ その身を押し潰し
美少年 愛季
助ける術は 見つからず…
最初のコメントを投稿しよう!