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「さて兄さん。僕らは行きましょうか」
「…あいつらを放っといてか?」
「勿論ですよ。偵察中に騒がれては困るだけですし、何より鬱陶しいですから」
春日冷19歳、自らの弟の背後に黒い何かを発見した冬。
「昨日藍梨とやらが消えたのはこの辺りですから…消えていった方向からして、恐らくこの辺りで合っている筈です」
地図を広げ、所謂花街にやって来た2人。
因みに他3人は、地元の警察に保護されたと連絡があった。
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