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「おっ、居た居た。おーい、歴史トリオ!!」
「俺様をこいつらと一緒にするな!!」
「ホント、ぼくの名前も覚えられないなんて低級だね」
「…馬鹿」
ぞろぞろぞろぞろ、また濃い…げふん。
個性的な人間が集まったものだ。
「こいつらウチの学園の副会長。…んで、こっちが香尋愛季」
「ど、どうも…」
控えめに頭を下げる愛季に近付いたのは、赤い髪を立たせた男。
所謂ゴシックパンクと呼ばれる服に身を包み、何故か棒付きキャンデーをくわえている。
左目の目許に2つストーンをつけ、何というか関わりたくない感じの男だ。
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