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「ところでジン、国語の宿題やったか?」
ジンの机の前に立ってクロードは言った。
「はぁ?
宿題やるひまあるなら和風スパゲティくうし」
ジンは眠そうに言にしている。
「やってないんだ……国語の先生担任だから何言われるかしらねぇぞ……つか、少しぐらいあわてろよ!!」
「そうだよジン。しょうがないから宿題写させてあげるよ。百円で……」
レナも話に入ってきた。
「金とんのかよ!!
しかも今日の宿題作文だから丸写しだったらバレるぞ!?」
クロードの華麗なツッコミが炸裂した。
「宿題するなら寝るっ!!」
ジンはそう言い顔を伏せた。
「冗談だって~。それよりジン、今日も放課後よろしく」
「めんどくさ……」
「お前ら放課後何やってんだよ?」
クロードはジンに質問した。
「……レナに聞いて……」
ジンは相変わらずテンションがひくい。
「レナ~?」
クロードはレナに目を向ける。
「絶対に教えない」
レナはすごい笑顔でクロードにでこピンをかました。。
「じゃ四時間目に……つか昼になったら起こして……」
ジンが2人に言い机に突っ伏してしまった。
他愛もない話をしていると教室のドアが開いた。
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