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「よーし席つけぇ!!
楽しい楽しい国語の時間がやってきたぞ!!」
サリーはそう怒鳴りながら教室に入ってきた。
「来やがったよ……」
ジンはかなり不機嫌そうに呟いた。
「よし、今日は作文の宿題があったな。みんな速攻もってこい」
サリーは机を叩いて言った。
「すみません……作文忘れました……」
そう言ったのはハルクである。
「ハルクはまだ一回目だから許す。明日持って来いよ!!」
「せんせー。俺も忘れました……」
ジンがめんどくさそうにサリーに言った。
その時クラス全員の心が1つになった。
(ジン……終わったな……)
クロードはそう思った。
「ジン、今日で何回目だ……?」
サリーが怒りを抑えてジンに聞いた。
「うーんと……
20回くらいですかね?」
「あら、残念……
正解は26回目よぉぉぉぉ!!」
そう言うと同時にサリーはチョークをジンに投げた。
チョークはジンのみぞおちに入った。
「ぐはぁっっ!!」
「ジン……今日は補習よ……」
「え?
今日は用事が……」
「問答無用!!」
「ハルクも忘れたのに!!」
「ハルクは今日はじめてだからいいんです!!」
こんなようなことをしてると授業が終わってしまった。
「ジン……また授業潰れたね」
レナがジンに笑顔で言った。
「ま、俺のおかげだな」
ジンはいばって答えた。
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