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夜の町……
ある金髪の女性、年齢は16歳くらいであろう……
彼女は1人のヴァンパイアと戦っていた
「流石ですね。十字架の戦乙女と言われるだけありますね」
1人のヴァンパイアは高く飛んで金髪の女を見下して言う。
「あら、あのヴァンパイア王ヴェルゼブに褒められるなんて嬉しいわ」
金髪の女は月に照らされ光る十字架の剣……銀の十字剣を構えて1人のヴァンパイアを睨む
「しかし、ここA区域にはもう一人J.V.の幹部がいましたよね?
彼は何をしてるんです?」
ヴェルゼブと言われたヴァンパイアは地面に降りながら質問した。
「彼なら……この街にいるほかのヴァンパイアと戦っているわ。もうそろそろここに来るはずね」
「では彼がくる前に決着をつけてしまいましょうか。リエス・オリヴィア!!」
ヴェルゼブはそういうと同時に羽を使い勢いよく飛んで爪を構えた。
「残念ね。今日でヴァンパイアは終わりよ!!」
リエスの剣は飛んできたヴェルゼブの爪とぶつかった。
だがヴェルゼブはもう片方の手でリエスのみぞおちを殴る。
「かはっ!!」
リエスは血を吐いたがヴェルゼブの追撃をバックステップでかわした。
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