壱ノ段・怨讐攻路

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壱ノ段・怨讐攻路

妖狩りて身を立てる。 旅の醜男が奴婢市で、 購いたるは頑是無き、 いと小さき乙女なり、 十重に二十重にたたなづく、 青垣深山を踏み越えて、 久遠に続く道行二人、 果てに待つ修羅場か、 はたまた十万億土のその彼方。
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