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-side.K-
…―――
「かめ…おいでってば。」
「絶対やだ!!!」
だってそれ,媚薬じゃん…
いつのまに隠し持っていたのか
小さな瓶に入っている怪しい液体。
「そっかー…抵抗しちゃうんだ。」
そう言ってニヤっと笑いゆっくり近づいてくる仁。
やばいと思いつつも,あんな整った顔で見られたら動くことなんて忘れてしまう。
ちくしょ…
「はい,あーんして?」
あっさりと捕まえられ,耳元で囁かれる甘い声。
「ふぁ…//」
全身がゾクリとして思わず声がでる。
その瞬間,口の中に液体が注ぎ込まれた。
「んっ…!?…………ごくんっ。」
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