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さっきから椅子に座って、なぜかウズウズしてる仁。
何か言いたそうだったから…
「えっと…なに?」
ちらっと目線を合わしつつ、軽いノリで聞いたんだけれど。
「亀、何か悩んでる…でしょ?」
意外にも聞こえた声は真剣で。
俺を心配してくれてるんだなって…思わず『好き』と呟きそうになった。
仁の、そういう優しさにも惹かれたのかな
なんて上の空だった俺に
「かーめ!…聞いてんの?」
耳元で聞こえてきた愛しい人の声。
「聞いてる…から//」
何でそんな近くにいんだよ。
赤くなる耳を押さえながら言うと
「…亀さぁ。ちょっと、こっち来て。」
「は?……え!?ちょっ…」
訳も分からず腕を掴まれ、俺を引っ張ってスタスタどこかへ歩いていく仁。
――――
……
N「…赤西と亀梨がどっか行ったよ?…」
U「うん。」
N「うんって…いいのか?
って上田聞いてる!?」
U「ハゲ丸うるさい。」
N「俺ハゲじゃねーし!
なっ!聖?」
-T「ヅラ丸うるさい。」
N「っ!!…俺なんでいじめられてんの!?泣きたいんだけど~;」
T-「泣くなら俺の胸で泣けよ☆」
N「……………」
_
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