平凡なる我が日常

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「西田、何ぼーっとしてんだ!授業中だぞ。だいたい、もうテストもちかいんだ、それなのにお前は…」 あ~あ まずい。 こいつの説教はなげえんだ。 男ばかりの視線が俺に集まる。 そう。ここは男子校なんだ。まあ、もちろん女子はいないわけで。 最後に女子と話したのはいつのことだろうか。 はあ、泣けてくるね。 まあ、うまいことやって彼女をつくっている奴もいるが、俺は顔もまあ並くらいだし、そこまでやろうとは思わないよな。 と俺が考えてる間にも、どんどん誰も聞いてない説経を続けていく教師。 こりゃ授業終わるまで続きそうだな…
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