歯車が回りだす

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「そ――だって、汐っちも石脇も落ち着きなよ」 今やっても勝ち目ねーしなぁ…、どーしたらいいっすかね? ピシビシッっと校舎にヒビが入た…、まさか…石脇が…、でもこいつはレベルE…そんな力はないはず… 「なんだなんだんだよ!?」 重い音がして、校舎の壁が砕けた。 右腕を前にだし、太陽の光を遮り外をみた、人が…人が浮いてる?普通ありえねぇだろ…レベルA以上の人間にしか使えない高能力者だと頭の中を過った。 「リフィーヌ・ティアを確認…これより確保します…」 リフィーを狙ってんのか…、守ってやるとか言ったけど…後10分間異能の力は使えない。 「…死守する者【ディア・ガーディアン】…」 【ディア・ガーディアン】…まさかこいつらも…、異世界…から…
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