プロローグ

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「はぁ……」 薄暗くなり始めた教室に一人残された青年は深いため息をついた この青年の名はクロウ・ジャスティン 落ちこぼれ貴族だ 「なんで、神様はこんな落ちこぼれを名門貴族の家に生まれさせたんだよ…」 「理由が聞きたい?」 青年一人だけが残された教室に小さい女の子の声が響いた 「なんだ?幻聴か?僕もそうとう病んでるんだな」 クロウはため息を付き自分を嘆いていた 「幻聴ではないわ、私は貴方の背後に居るわよ」
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