12人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
《第5詩》
最終選考に残るも、落選しました。
--------------
愛を交わしたふたつの影は 深い湖に落ちる
湖は 静かに 規則的に 時を刻み
やがては ひとつの 小さな物体を形成していく
それは 湖の中で 揺らめきながら脈動し 闇の中で光を放つ
ひとつの 完璧な宇宙が そっと目をひらく
--------------
私なりに、第4詩から愛とエロスをテーマに続けなくてはならなかったので、本当に難しかったです。
こうして改めて読むと、平坦で面白みに欠ける気がしました。
ただありがたくも、さばき手の方には『詩の王道とも言うべき、象徴手技的手法がいいですね』とのジャッジをいただき、次回も頑張って作ろうと思いました。
テーマは愛とエロス…
私は“受精”を描いてみました。
最初のコメントを投稿しよう!