第3期 宇宙連詩

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《第7詩 応募外作品》 定規一つで描けそうな直線ばかりの都市空間は まるで無機質な牢獄 捕らえられた呪縛を逃れるかのように 後ろ手に重い扉を閉めて 私は眼を閉じる 毎日くり返し くり返すのにも疲れた日常をまたくり返す 唯一 その呪縛から逃れられる方法があると言うのなら 未来への一握りのきぼうと 大きな夢を追い続けることと あなたは教えてくれているのだろうか -------------- 前の第6詩が“線”を題材に描かれていたので、さばき手の方のアイデアを素直に取り込み、“都会”を繋げてみました。 が、かなり暗いムードの詩になってしまったので、実際に投稿した作品はもっと未来に希望を持てる詩にしました。 第7詩も落選したら、こちらにも載せたいです。 ※投稿済み作品は応募出来ない決まりなのです。image=210935177.jpg
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