第3期 宇宙連詩
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《第7詩 応募作品》 定規一つで描けそうな直線ばかりの都市空間は まるで無機質な箱庭 捕らえられた呪縛を逃れるかのように 広い広い宇宙に想いを馳せる 切り取られた不格好な小さな夜空に 片手で数えられる位の星が密かに瞬き 小さな光の下で 私たちは笑い 学び 食べ 眠り 愛し合う 街の灯りに遮られていても それはちゃんと存在するんだよと 膨大な時間の彼方でささやくのは誰?
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