プロローグ

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…それは突然に起こった。 あれは僕が小学3年の夏だった。その日は珍しく両親共に休みが取れ、家族旅行に行った。 しかし、その楽しい思い出になるはずの旅行は、その帰り道、僕の運命を大きく変える事となる。 交通事故に遭ったのだ。 相手は居眠り運転で、大きく対向車線から飛び出し、僕たちが乗った車に正面衝突した。 気がついた時、僕は病院のベッドに寝かされていた。そして、辛い現実を突き付けられた。 …両親は亡くなっていた。
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