出会い

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「じゃぁ、どうして学校休んで次の日に大怪我してくるの?」 「…」 マルティスは答えていいのかどうか迷い、しばらく考えていた。 「まぁ、これは大丈夫だろう。 簡単に言えばセルレイはこの学園の警護をしてるんだよ。」 「警護?」 「あぁ、この学園の周りの森に住む魔物から学園を守ってるんだ。」 「!!?魔物って私達が倒せるレベルなんですか?」 「いや、この学園の4年でも倒せないレベルだ。」 レアナは開いた口が塞がらない。 「これ以上は俺の口からは言えないよ。 気になるんだったら後は頑張って直接セルレイに聞いてくれ。」 マルティスは手をヒラヒラと振って教室を出ていった。 (…気になります… 明日から…頑張って話しかけます。) その後レアナがセルレイの過去を知るのは、2年後…
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