『月光』

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月明かりが照らす… 静かに蟲が鳴く… 秋の夜風は涼しく心地良くて… 夜空には星が瞬いていた… 空を眺め想う… 自分の孤独感… 刹那に迷い切なさが交差する… 暗黙に寂しさが込み上げていた… 時折、見せたあの笑顔に癒され… 永遠であると想っていたあの日々… 隣に居た君は… もう、今は居ない… 巡り巡る想いははかなく… 虚しさだけ募る… 悲しみに心が引き裂かれそう… ただ、愛していた…君だけを見ていた… この声は届く事なく、闇に溶ける… (下弦の月は照らす…) すれ違いが生んだ偽り… 焼き付いた想いは真実で塗り替える事は出来ず… 愛の焔はやがて… ゆっくりと小さくなり、消えていった… 虚無感だけを残し… (満ちた月は全てを照らす…) 巡り巡る想いははかなく… 虚しさだけ募る… 悲しみに心が引き裂かれそう… ただ、愛していた…君だけを見ていた… この声は届く事なく、闇に溶ける… (上弦の月は照らす…)
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