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馨
「なぁ、慎司」
[少し楽しそうに]
慎司
「んー?」
[同じく]
馨
「夕飯、何がいい?」
慎司
「馨くんが作ってくれるなら、なんでもいいよー?」
馨
「それが1番困んじゃねぇかよ!」
[どこか嬉しそうに]
慎司
「そうかなぁー」
一樹
「私は慎司くんが食べたいな…」
[囁くように色っぽく]
悠一郎
「でしたら仕事を終わらせて下さい」
[キッパリと言い切る]
慎司
「あ…一樹さん、江塚さん、こんばんわー」
馨
「[間]って、なんでアンタ等がいるんだよ!つか慎司から離れろ―――!!」
タイトルコール
馨
「俺の彼氏~モテるアイツは俺のもの~」
一樹
「なぜって…慎司くんを尾けて来たに決まっているだろう。なあ?悠一郎」
[自信満々に]
悠一郎
「俺は社長が仕事なさらないので迎えに」
[淡々と]
馨
「尾けてくんなー!つか仕事しろよ!アンタも立ってないで引きずってでも連れていくとかしろよ!」
[マシンガントーク風に]
慎司
「社長が怪我しちゃうよ」
[オロオロと]
悠一郎
「社長の靴が減ります」
[靴を強調する]
一樹
「そこなのかい!?相変わらず悠一郎はツンデレだ!」
[ちょっとショック]
悠一郎
「さ、草賀くんにも会えましたし、帰りますよ社長」
馨
「そうだ!帰れ帰れー!!」
一樹
「嫌だ!私は慎司くんといるんだ!」
慎司
「く、くるし…」
馨
「慎司から離れろ!この変態!」
一樹
「ふん!私は社長だからな、部下に何をしてもいいのだよ、企画部担当・神楽坂馨くん」
[偉そうに]
馨
「く~~っ!このっ…慎司は俺のだ!」
[最初は悔しそうに。最後は宣言ぽく]
慎司
「ぐぇっ」
一樹
「いや、いずれ私の慎司くんになるんだ!」
[同じく宣言ぽく]
馨
「慎司は俺が好きなんだよ!」
[少し必死に]
一樹
「さぁね?人の心は移ろい易いから。君たちの噂は聞いてるよ?社内一似合わないカップルだ、って」
[鼻で笑うように]
馨
「っ…そ、それは…」
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