第一章 袁術の生い立ち

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151年 洛陽・袁術の実家 (袁逢)「おお!我が子が生まれたか。」 (侍女)「はい、男児にございます。」 この時生まれたのが袁術である。袁術の生まれた袁家は、彼の高祖(祖父の祖父)袁安の代から三公を輩出する名門である。三公とは司徒(首相)、司空(副首相兼土木大臣)、太尉(国防大臣)のことであり、常設の最高官位でもある。 ちなみに袁紹は三年前に袁逢の兄袁成の子として生まれたが、袁成が若くして亡くなったので袁逢に養育されている。
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