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花が目覚めたと聞いて、百合も駆け付けてくれた。   百合が病室に入ると、花は一瞬泣きそうな顔を見せると、戸惑いながらも頭を下げた。     『花、俺の幼なじみの青井百合だ。一緒にお前を捜してくれた…。』   俺は、それだけ言うと病室を後にした。    出て行く時に、後ろを向くと花が一生懸命に口パクでありがとうございますと百合に言っていた。
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