10人が本棚に入れています
本棚に追加
愛しいキミへ
キミの声が遠くからする。
でも何も見えない。
理由は簡単、存在しないから。
一緒にいたくても、いれない。
最後に見たのは真赤なキミ。
深紅で…とても、綺麗だった。
美しいキミ。
最初で最後、愛した人へ。
キミは一人じゃない。
オレが何時までも、背後〔ウシロ〕から見てるから。
忘れないで欲しい。
オレが死んでいる、と言う事実。
きっとまた会える。
キミが死んだ時…二人は初めて一緒に成れる。
愛しいキミへ。
早く、こっちへ来て欲しい。
待ってるよ、何時までも。
キミが来たくない、と言っても…必ず連れて逝ってあげる。
だから…楽しみにしてて…?
.
最初のコメントを投稿しよう!